保育の特徴

1歳児保育

初めての集団生活を経験する子も多く個人差も大きいので、クラスを2つに分け個々の状態に合わせて保育を進めています。特定の大人との信頼関係を築いていく中で段々と友だちへの関心も出てきます。園庭、隣の公園、近隣の公園へ積極的に出かけ戸外活動を楽しんでいます。基本的生活習慣(食事・着脱・排泄など)では、大人に介助されながらも少しずつ自分で出来る事が増えていきます。

2歳児保育

対大人から友だちへと関わりが広がっていきます。まだまだうまく自分の気持ちを言葉で伝えるのが難しいですが、大人が仲立ちとなりながら関わりを深めていきます。先生や友だちと一緒に楽しく遊ぶ生活を大事にしています。個々の様子に合わせながら基本的生活習慣の自立を目指します。少しずつ幼児クラスの行事への参加も増えていきます。

幼児クラス

普段は年齢別保育ですが、行事や週1日は3クラスを縦割りにした異年齢保育『まぜまぜグループ』での生活をします。また、年齢ごとにクラスの中で小グループをつくり、困った事や嬉しかったことを出し合いながら自分の思いを聞いてもらったり、友だちの思いにも気づく取り組みを大切に考え、お互いを認め合い、友だちのことも考えることの出来る生活を大事にしています。

版画のとりくみ

小さい頃は紙を破いたり、丸めたり。段々手先が器用になり、切ったものの中から生まれた形にイメージを膨らませていきます。これを出発点に今度は自分のイメージに合わせて必要量を切り貼りし、版にして表現するのが紙版画です。絵が苦手な子も楽しく取り組めるので、製作活動に興味や関心が持ちやすいです。やがて友達と一緒の楽しい経験を、みんなで話し合い協力しながら共同製作をし大きな作品にしていきます。その取り組みでは、自分の思いを主張するだけでなく、友だちの思いも受け止めたり一緒に考えることで思わぬ気付きが合ったり、印刷のときは心を一つにしないとうまく刷れない事もあって、友だちと協力して刷り上がった時の達成感は格別のものです。

キャンプ

民間委託を受けた年から、年長児の1泊園内お泊り保育をしています。年長としての自覚が出てきた夏に、友だちと共に何をしたいか考え、夕食作りやオリエンテーリング、プールでのお風呂など普段出来ない事を友だちと一緒に体験します。1泊ですが、親元から離れての友だちとの楽しい経験は、一回り成長した姿がみられます。

このページの先頭へ ▲